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金澤朋子さんの子宮内膜症の経過をまとめてみました。

※ 2021年9月15日のお知らせについてはこちらに記載しています。
➡️ 金澤朋子さんの子宮内膜症の経過をまとめてみました。その2

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ひとまず、金澤さんの今回の経過報告↑を見ていただいて。


2016年の病名発表がこちら。
Juice=Juice:ニュース|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト


その発表と当時のラジオの書き起こし等をヲタク(私)が勝手にまとめたブログがこちらです。
bk551.hateblo.jp


あとは、先日ちょうど病気のことも語られていたインタビュー。
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ついでに同じ連載で出ていたソロインタビューもあり、人となりを知るのにちょうど良さそうなので貼っておきます。笑
thetv.jp



実際この公式な言葉たちだけでだいたいのことは分かるのでそれだけでもいいと言えばいいのですが、ここまでの金澤さんの経過と病気の性質についてちょっとまとめておこうかと思います。


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20180818追記:不調でお休みだったコンサートから1週間後、今日北海道であったハロプロコンサートに金澤さん、フル出演されたそうです! しかも複数の「元気そう、楽しそう」というレポが上がってますし、「雛壇」といって歌っている以外のメンバーがセットの階段に座ってじゃれ合う(?笑)みたいな、出なくても支障がないようなコーナーにも出てらっしゃるので、少なくとも2016年の薬の飲み始めよりだいぶ状態は良さそうです。ハロプロ全体のコンサートなので元々一人一人の出番は少なめですし、まだまだ調子の波もあるとは思いますが、金澤さんが前ほどしんどい思いをしなくて良さそうで、ちょっとほっとしています。^^

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20181014追記:さらに2か月後。ここ1か月は、ライブハウスツアーと並行して連日舞台稽古、舞台が始まったらほぼ毎日公演で土曜日は1日3公演、平日の公演前には次のライブのリハをやってラジオやDVDの収録も。舞台が終わったらまたライブ公演……という日々でしたが、金澤さんは一つも休まず出演されました。もう祈るような気持ちでしたっていうか重たいヲタクなので実際祈ってましたが笑、ほんとによかったなって嬉しく思ってます。

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子宮内膜症の特徴

……なんて書きましたが素人ですので間違ってるかもしれません。書き方に語弊がある場合もあるかもしれません。お気づきの際はコメント欄などからツッコミをいただけると大変喜びます。
コメント欄は一旦こちらの承認を経てから公開という設定にしてますので、公開を望まれない場合はそのように書いていただければ公開致しません。

 

  • いまだ原因不明。
  • 子宮内膜が徐々に厚くなって妊娠を待ち、妊娠しなければ「生理」で剥がれ落ちるというサイクルを繰り返しているのが生理周期。この時、なぜか体のいろいろなところに子宮内膜が発生してしまい、生理の時にそれが剥がれてその部位に出血・炎症を引き起こすのが「子宮内膜症」。
  • 生理があるたびに悪化する。生理のある人のうち1割が子宮内膜症。30代前半が最多。
    • 珍しくない病気なので、おそらく今これを読まれている皆さんの知り合いの範囲にも複数いらっしゃると思います。「子宮」って言葉を聞くだけでなんかエロい方向に勘違いする(しかもなぜか自信満々で吹聴する)人も多くて面倒なので、金澤さんのように必要が生じなければわざわざ言わないという人が多いと思います。歴代ハロプロメンバーで公表しているのは金澤さんのほかにはあややこと松浦亜弥さんだけですが、正式にデビューした人だけでも100人以上の人が所属されてきたはずですので、他にもいましたと言われても全く意外ではありません。
  • 体内で癒着を起こし、強い薬や手術を選択した方が良いと判断される場合もある。 *1
    • でも、今回の文面を見るとあまり酷い事態は想定しなくてよさそうです。
  • 生理痛が強い場合が多く、酷い場合は鎮痛剤を使っても効かず、寝ることもできない場合もある。
    • これも、少なくともここ最近の金澤さんは漢方薬と鎮痛剤でしのげていたということなので、おそらく違います。前回の病名発表前後はこういう事態もあったかもしれません。
  • 過多月経、貧血、めまい、吐き気、腰痛などの症状を伴う場合もある。
  • 生理前症候群(PMS)といって、生理前の数日~2週間ほど心身の不調が続く人も多い。※生理前2週間がPMSで生理中の1週間も不調な場合、調子がいいのは生理周期4週間なら1週間だけということになります。
  • 食生活を改善したぐらいでそうそう治るものではない、というより、基本的に生理がある限り治らない。
  • 妊娠すると治ると言われるのは間違い。ただし、生理で悪化するものなので、生理が止まっている妊娠・出産・授乳中は安定するのは確か。*2
  • 子宮内膜症に使われる薬はホルモン量を強制的に変化させることになるので、飲み初めしばらくは副作用が出る場合が多いが、変化後の状態にうまくなじむことができれば子宮内膜の増殖を抑え続けることができ、炎症も、生理痛やPMSも軽減し、心身ともに楽になる。
  • ただし治るわけではなく、薬を中止すればまた生理のたびに徐々に悪化するので、飲んでいても副作用が出なくなるようなら飲み続けるのが一番楽で、そのあたり様子を見ながら服薬ということになるかと思います。 *3


以下は、金澤さんの症状のこれまでの経過を書いてみました。

2013~2014年

金澤さんのメジャーデビュー当時です。金澤さんはもともと芸能人になる気は全くなかった方で、全日制のごく普通の高校に通われてました。なのでデビュー後の金澤さんは相当大変そうでした。Juice=Juiceはライブの多いハロプロの中でも特に頻繁にライブをするグループなので尚更です。
それとメンバーのブログに気になる記述があったりして、「ああ、もしかすると金澤さんは生理の重いタイプなのかな」という感じも当時からあったりしました。「芸能活動のために授業をたくさん休んでしまっていたから、単位を取るために放課後に補習をお願いしたり、10km走ってすぐ仕事に行ってイベントに出演したり」なんてこともあったりした中、なんとか高校を3年間で卒業されたのが2014年の春でした。

2015年

翌2015年の春から、Juice=Juiceは過酷な220公演ライブハウスツアー(ホールコンサートや海外公演も含む)に突入し、秋からはおそらく予定外だっただろうドラマ撮影も入ってきました。
そして220ツアーが始まったあたりから、金澤さんの体調不良がしばしば表面化するようになっていきました。
もしこれがここまで過酷なグループでなければ、ここまで仕事の詰まったグループでなければうまくやっていけたのかもしれないなと外部から見ている素人のヲタク(私)は思ったりしますが、実際どうだったのかはわかりません。
当時、金澤さんは肩の痛みを訴えたり、ダンスの時腕がうまく上がっていない様子があったり、脚の痛みを訴えてダンスフォーメーションを離れたり、ときおり数日休むこともあったり、という状態でした。

2016年

1月初頭から金澤さんの体調がそれまで以上に悪くなり、立て続けに休んだり、出演されているときも明らかに顔色が悪いという状態になりました。
1月25日、上述の病名発表があり、すでに薬を飲んでいて、副作用のめまいや吐き気で苦しんでいるということが分かりました。当時のご本人のブログはこちらです
おそらく2016年初頭の不調は概ね副作用のためで、2015年の症状が本来の金澤さんの子宮内膜症の症状だろうと思います。……といっても、腕や脚の不調は単にもともとあった不調が体全体の不調のため治らず悪化しただけではないかという気がします。*4
2月も不調は続き、ライブには曲数を限定して出演したり、フル出演できたりまた休まれたり、ということが続きました。「舞台上で金澤が倒れたりしたらファンの人はもっと心配するから」とマネージャーさんに説得されて、無理しすぎないようにしていたようです。そして調子は上向いていきました。
3月にはほぼフル出演できるようになり、その後休まれることはごく稀という状態が2017年も、2018年もつい先日まで続いていました。
また、ダンスなどの動きを見ていても、2016年からこちら、徐々に調子が本当の意味で上向かれていったのが分かる感じがしています。


そして今回の発表です。


痛みが1日以内で済んでいたし鎮痛剤で抑えられていたというのは、漢方で病気と付き合いながらという中ではなかなか良い状態なのではないかと思います。それにここ2年の間、金澤さんがあの頃よりずっと元気に歌って踊られてるところをたくさん見てきました。きっとよく合う漢方が見つかっていたんでしょう。本当に良かったなと思います。
そして痛みが2~3日に増えたというのも、良いとは言えないですがそう悪くもないのではと思っています。おそらく上に挙げたような最悪の状態は想定しなくていいと思いますし、金澤さんの今回の文面を見てもあまり強い薬を使う予定はないと思います。

それでも悪化はしているのだから、さらに悪くなる前に方針を変えましょうというのが金澤さんと先生が相談して決められたことなのだろうなと。

なので長期的な目で今後のことを考え、薬の服用を今月からまた始めることにしました。
副作用に対する不安は正直あるのですが、薬に慣れてくればこれが1番良い方法だろう、ということで病院の先生とも話し合って決めたことです。

このあたりの文面、金澤さんがきちんと話し合って考えて、自分の意志で選んだことだという感じがします。
それと同時に、きちんと話を聞いて本人の意思を尊重してくださる先生なのだろうなと思えて、安心もします。


合う漢方がすでに見つかっているわけなので、今回はその漢方を継続したまま西洋薬を追加されるのかな?と思っていて、そう考えると前回ほどの副作用にはならなくて済むのではと思っているのですが、そんなの素人の勝手な思い込みですし、仮にそうだとしても先生だって確率としてはという話しかできない話だと思います。

金澤さんは本当に心身ともに大変だろうと思います。
ヲタクにできることはとても少ないですが、できることはしていきたいです。
金澤さんは誕生日の7月2日に「歌い続けていたい」と言ってくれたんです。あ、「約束は特にしないわ」とも歌ってましたけど笑
私は金澤さんの歌が本当に大好きなので、金澤さんが歌い続けてくれたら嬉しいです。



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*1:追記:手術や強い薬で治るわけではなくて、一旦悪い状態を戻して様子見、軽い薬等で維持ということになるはずです。

*2:追記:安定というか、薬を飲んでいるのと同じ状態=良くなっていく、と思います。ただ再度生理が始まったらまた徐々に悪化するかと思います。30代前半がピークと言われるので、妊娠出産で調子がいい間にそこを越えられたら治ったようになる人もいるのかもしれません。+、例えば前回の金澤さんの「一度薬を飲んで病状を良くした後漢方薬で維持」というのも、これでずっとうまくいく人もいるはずです。どの程度の薬で抑える必要があるかは人それぞれだと思うので。 たぶん、 西洋薬 > 漢方薬 > サプリ > 食生活改善 な感じで効き目が違い、西洋薬の中でも今回金澤さんが使う予定があるのは弱めの薬だと思います。

*3:追記:飲み続けられる薬と短期決戦で使って切り替えるような強い薬(上述の「強い薬」)、飲み続けられるけどわりと減薬を勧められたりする場合(先生の方針にもよるんだと思います)などあるので、その辺はいろいろだと思います。

*4:脚はもしかすると内膜症の影響かもしれませんが、肩は元々関節がゆるめで、特技に「肩回し」を挙げて繰り返し披露されていたのが、このころドクターストップがかかったと言ってされなくなりました。※背中側で両腕で円を作り、肩をわざと外しながら腕を円にしたまま前に回す