紺野さんは十割そばがお好き

はてダ「後藤さんの耳はうさぎ耳」から引っ越してきました

CP方面巡回+ガッタスこんこん話

ここんとこ色んなとこをうろちょろしてまして、そのせいでこっちがおろそかになってたりします。先週の5日間放置のときは、マコトのことを考えながらCP系個人サイトのあたりを巡回してました。そっちの世界では矢島人気がすごかった印象。そしてめぐを惜しむ声もすごかった印象。ていうか、やじめぐ人気ってけっこうなもんだなと思いました。あと愛理栞菜もわりときてる感じがした。ってそれは私が好きだからそう思うだけかもしれない。


あと最近はガッタスとこんこん復帰関連での巡回というか、巡回はそれほどでもなくて自分がいろいろ考えてた感じです。


一番そのきっかけになったのが、pt-boilさん(Dancing Fisherman)の「起用ではなく利用」の記事と、たくさんのコメントでした。


以下長いんで畳みます。




とりあえず、「鳴り始めた恋のBell」に関しては、私も一応不満があります。でもこれがガッタスに沿ったガッタスらしい楽曲であれば不満には思わないで済んだと思います。とりあえず題名の時点でアレですが、もしかして中身にそれなりにガッタス寄りな感じがあればそれでいいかとも、今のところ思ってます。


もいっこ不満なとこがあります。エッグをメンバーに入れるなら、せめて数週間でもいいから加入して練習してるところをドアップででも見せるべきだっただろ、って部分です。どうやら練習自体はしてたんじゃないかという状況証拠もあり、CDデビュー発表と同時でもいいからそういう映像を出せばよかったのにと残念に思ってます。これからそういうのを見せてくれるかもしれないし、いち受け手としてはそれでちゃんと楽しめるんですけど、みんながみんなそうじゃないしむしろここでムカつくのが当たり前の感情なんだからそこの手順はちゃんと踏むべきだと。ですが、それは戦略としてまずいと思うだけで、いち受け手としては楽しめるわけです。


それは、コメント欄でも言われている「楽しめればいい」ってことでもあり、「変化を含めたガッタスが好き*1」ということでもあり、元々ガッタスを“フットサルの普及を目的とした女子芸能人フットサルチームと捉えている”ということでもあります。むしろ普及を目的としてるんだから今まで曲を出してアピールしなかったことが不思議なぐらいだし、本業との両立を前提としてるんだからメンバーや雰囲気の変化が大きいのも当たり前だと思ってます。


ただ、ハロプロを見てると「もっとできることあるのにやってない」「こだわるべきところをこだわってない」と思うことも多くて、ガッタスのことに限らず不満はあるにはあるんです。今回のことでもちょっとそれはって思う部分がいくつかあるんで、それは事務所に直接言おうと思ってます。ブログにも不満点は書いた方がいいんだけど*2、とりあえず私は事務所さんに意見送ってみようと。


元々今年に入るまでブログをやらないで来てたのが、いいことなら単純に楽しめばいいし、悪いと思ったことは事務所さんに直接伝えればいいやとずっと思ってたからでした。ブログで発信・議論する方は他のかたに任せて。

あと、私がハロプロにはまったきっかけってのがハロプロ界隈に迷い込んだことでハロモニを見始めたからなんですが、その後にもヲタさんたちの過剰とも言える楽しみ方、ネタに昇華する力ってのが面白くてしょうがなくて余計にはまったってのもあるんです。だから行き過ぎなければ痛々しいとは思わないし、読んでて楽しいと思ってしまう。好きでもないのに好きって言うのは良くないけど、本音と冗談を交えつつ面白い方に変えてしまう力ってのはすごいと思うんですよ。行き過ぎなければ。


でもDancing Fishermanさんとこの議論を見て、自分の立ち位置ってのをもう一度考え直す必要を感じました。悪いことに関してまず事務所に伝えるのもいいことだけど、ブログで「自分がどう楽しむか」というミクロの視点だけを書くことの危険性ってのを感じた。個人的な問題で言えば楽しめればいいんだとしても、皆がそう思ってプラスのことを同じように書くのでは議論も思考も生まれない上に、プラスへの強制力を産んでしまうんだということに気付きました。なんで気付いたかといえば、恥ずかしながら自分がそれに軽く巻き込まれていたと思うからです。

マイナスのことを書くときは特に私情を差し挟まないように、…じゃないな、私情をどこに挟んでいるのかに対して特に自覚的になる必要があると思いますが、どちらにしろこれからは書き方を多少変えるかもしれません。もともと嘘を書かないように書くなら貫き通すようにと考えていたので、そう劇的には変わらないと思いますが。事務所へ直接意見を送るの重視ってのも変わらないと思います。





……と、そうは言いつつ、ここ1年ぐらいずっと事務所に何の意見も送ってませんでした。ハロプロで色々あったのもありつつ、私的にも色々とありすぎてそれどころじゃありませんでした。


そういえば、事務所の方でもうちょっとうまく顧客の不満を掬い上げることを考えたほうがいいってのもずっと考えてることです。もしかしたらブログなんかの反応見てるのかもしれないですが、ブログや掲示板だけ見てても見えてこないものはあるはずなので。かえって、咄嗟の反応であればあるほど嘘っぽくなる部分もあるんじゃないかと思います。現実に当人を目の前にしたら思えないようなことも思えてしまう。

例えば、今回のことで紺野さんを批判している人の中で、それは紺野さんにぶつける感情なのか?ただの八つ当たりじゃないか?って思う意見もしばしば見かけました。ただこの状況で紺野さんが八つ当たりされるのも理解できる*3ので、腹は立ちますが紺野さんは耐えて、真面目に頑張って見せるしかないだろうなとも思っています。が、いちヲタとして「それは誤解だ」と思うことがあれば積極的に申し開きしたいし改善に向けて努力したいと思ってます。


今意見送りたいなーと思ってるのは(メモ)、ガッタスの歌の内容と、紺野さんにテスト期間中*4に歌わせることと、エッグ追加メンバーの追加の仕方と、再教育って結局何やったんですかーってこととか、周りのスタッフさんの意識も再教育してくれってこと*5、不満を不満のまま放置しない方策、ほかにもいろいろ。1年以上放置したから溜まってます。






あーあと、紺野さんにとってガッタス自体はプラスに働くんじゃないかと思ってます。自分のした約束を定期的に意識できる場があった方が、約束に対してより真剣でいられると思うので。それにガッタスは元々、両立を目指した団体だし。何より、紺野さんはガッタス大好きだし。たとえば飯田さんにとってのモーニング娘。が、紺野さんにとってのガッタスなんじゃないかと思います*6。初めて自分がイチから関わった団体って意味で。

「ちゃんと両立しろよ」って釘を刺されるのもまた、状況からして当然のことではあります。が、紺野さんはプラスにもマイナスにも色んな可能性を考えて判断下すタイプだと思うんで、上に書いたようなことにも色々思いを巡らせたと思うんですよ。で、紺野さんが自分のした約束とガッタスのこととを真剣に考えて決めた結果である以上、そこに事務所の思惑が関わっていたとしても、決めた以上紺野さんは一生懸命頑張るところを見せてくれると思います。ただそれに歌がついてきちゃった辺りは一部問題だと思うんで、それについてはひとこと言いたいところです。で、それとは別に紺野さんにも手紙送ろうと思ってます。

〒106-8770 東京都麻布郵便局留
アップフロントFC部"Hello!Project"
紺野あさ美様宛


あ、調べてたらポケモーのファンメールとかいうのでも送れるんですね。でも長文くそ真面目になると思うんで手紙にしときます。*7



あと、麻琴のことも色んなとこで話題にされてますけど、麻琴は留学したんだから2,3年ぐらい帰って来ないんじゃないかと思ってます。むしろ今紺野さんが帰ってくるより麻琴が帰ってくる方が違和感があるかもしれない。戻ってきてくれたらうれしいけど、留学は両立するもんじゃないから、帰ってくる=留学終了になっちゃうと思うんですよ。ひと夏だけ帰ってきてバスツアーとかだったら面白そうだと思いますけど、んー、でもなんとなく、それってあんまり麻琴向きじゃない感じがする。紺野さんにとっては復帰がある程度プラスになるけど、麻琴は今はそっちじゃないと思ってます。と言ってもそれはあくまで私の小川麻琴観であり留学観なので、実際にマコが戻ってくるならウェルカムですけどね。いろいろ心配はするけど、それは留学してても心配してるのでw






って色々書いては消しと繰り返していたらDancing Fishermanさんがまとめをされてました


上で書いた「恥ずかしながら自分がそれに軽く巻き込まれていたと思うからです」というのについてなんですが、それを一番感じたのが「商品価値を下げる」「コンセプトの破壊」ということについて鈍感になってたなぁという部分でした。商品価値をぶち壊すような売り方というのは既に他でも何度ブチギレたかわからないぐらいで、それについてはもう諦める、論じないという意識になってしまっていたようです。


そういう意識を一人が持っていてもまあ構わないけど、それがそこらじゅうに蔓延するようになると皆がコンセプトに鈍感になり、そういう雰囲気は事務所にも伝わり、さらにコンセプト破壊の悪循環。そう考えるとこの流れはとんでもなく恐ろしいと感じます。周りのヲタと理解し合えないと思えばそれはこの世界から抜けてしまおうとする一つの力になるだろうし、それはヲタがさらに恐ろしい均質化に進むってことでもあります。それは怖い。


ただ一つ思うのは、一度進み始めた針を逆に戻すことはたいていの場合できないということです。

ハロプロがどんどん「ただのアイドル」になっていってるだとか、ヲタ層が「ただのアイドルヲタク」ばかりになってきてるだとか、そういう言葉をずっと聞き続けてきましたが、そういう変化が起きているならそれはしばらく止まらないだろうと思うんです。元の良さを守って堅実に頑張っていたとしても、流れを止めることはできないと思う。それなら、事務所はその流れに抵抗するより利用した方が利口。

だから、その流れに沿ったまま舞台にチャレンジして新規開拓してみたり、コツコツとファンの集いやDSやってファンサービスを増やしてみたりする一方で、コンセプト破壊しようがついてくるヲタを利用して一発当てるための弾をドカドカ投げてみるってのも流れを利用する一つのやり方なんだろうなと思う気持ちがあるんですよね。まあ、いくらヲタといえど怒りの限界はいつか来るので弾にも限りがあると思うんですが、今ハロプロが抱えている戦力の一つとして、何だかんだ言って応援してくれちゃうファンの存在があると思うんですよ。だったら自分は敢えて弾になろうと、そういう意識も持ってます。


ふらふらと色んな意見書きましたが、結論として、とにかく自分に正直であろうという考えは変わってません。今日、自分に正直にという意味でものすごく大切なことを思い出すことができました。自分の中の小さな違和感を掬い上げて言葉にする。忘れないようにしようと思います。

*1:というより、変化を含めた「ハロプロ」が好き

*2:頭が整理されるし、他の人の意見も見られるし、議論することもできる。

*3:=事務所も紺野さん自身にもある程度予想できるはず

*4:SFCのサイトで見る限り、7月中旬までがテスト期間で下旬からが夏休みです。今回は決まったこととしてもこれは今回限りにしてほしい

*5:特別スタッフさんの何が悪いというよりも、そっちも変わらないと雰囲気は変わらないと思うので

*6:娘。が紺野さんにとって大切でないという意味ではない。ただ、紺野さんは飯田さんに対して「娘。を作ってきた先輩たちにとって自分がどう映っているか」ということを気にしていたようで、それはつまり、既存の団体に入って活動するなら謙虚さや認めてもらうための努力が必要だと思っていたってことであり、オリメンの開拓してきた道に敬意を持っていたってことであり、自分が開拓する側であればそれだけの開拓精神で腰を据えて臨むつもりだってことじゃないかと思います

*7:あ、でも紺野さんの名前がないぞポケモー。麻琴はあるけどそのすぐ下に稲葉さんの名前があるぞポケモー。そこは元娘。の欄じゃないのか